8月14日、ティファニー美術館へ行く


お盆休みに行ってきたよ。
正しくは、「ルイス・C.ティファニー庭園美術館」。
島根県の松江にある。
入場料2000円也。

ここは、宝飾じゃなくて、ステンドグラスの方。
めちゃ高価やねんね、ティファニーのステンドグラス。

ルイス・C.ティファニーて人は、あの高級アクセサリーのティファニー家の息子さん。
芸術家のルイスさんは、家業をつがずに、自分で絵やらインテリアやらステンドグラスやらを作って美術の世界に進むのね。
んで、それが、とっても人気がでたってわけ。
結局は、家業を継ぎ、アクセサリーとステンドグラスと両方する会社となって、めでたしめでたし。

当時、すでに、宝飾で成功を収めていたルイスの父。
だから、ルイスの成功も、ティファニー&カンパニーの七光りじゃないの?
なんて思ったら、大間違い。

ルイスは、もちろん、芸術的才能もあったけど、その上とっても頑張り屋さんで、商売上手。
豪華なガラスをたくさん発明し、どんどん特許を取っていったらしい。

実際、展示品を観ると、納得。
正直言って、ちまちました作品は、よくわかんなかったけど、とっても大きなステンドグラスの窓は、すばらしかった。

絵みたいやねん。
キレイなグラデーションのガラスや、いろんな色の混じったガラス。
半透明、不透明、虹色、パールのような輝き。
そんな今までみたことないようなガラスが、あわさって、一つの絵になってる。
全体を観てもいいし、部分部分のガラスを観ても、ほぅ〜っとため息が出るよ。

それらが、外からの光で輝いてるから、もう、絵には出せない美しさ。
自分の中のステンドグラスのイメージが、ガラッと変わったよ。

お勧めは、「鹿の窓」。

庭園美術館というだけあって、中央はイングリッシュガーデンになってる。
そこに、チャペルも有り。
チャペルの窓は、もちろん、ティファニーのステンドグラス。
実際に結婚式もあげれるそうで、いい記念になりそうやで。(値段は知らないけどね)

夏の真っ盛りで、屋外の庭園は暑くて、ゆっくり観てないけど、キレイやったよ。
屋内にもお花がいっぱい植えてあって、ご丁寧に「お勧め写真スポット」なんて立て札も。
庭園を観た後、そこに行ったら、クーラーが効いてて、めちゃ生き返る〜〜っ。

庭園から、外に歩いて行くと、宍道湖が広がってる。
チケットにスタンプを押してもらったら、何度でも出入りできるよ。

ステンドグラスに、お花に、庭園に、湖。
とっても満足よ。
1日過ごせる。
でも、ご飯食べるとこがないから、半日がいいかも。
午前中は松江城、お昼を食べてから美術館なんてのは、いかがでしょ?

ティファニー美術館のページ


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