A.I.

公開前に、みなが、一番注目していた映画。
なんて、PRが上手なんでしょう。

そして、公開開始と同時に、みなが見に行き、「動員数歴代何位」とか新聞に載って、また、一層、客が入る。

けど、それは、はたして、作品自体の実力がすごかったの?
ただ単に、PR力がすごかったんじゃないの?


と、言いたくもなるよ。
あんだけ、期待させといて。

そりゃ、確かに、中盤までは、おもしろかったさ。
ロボットの出来も良く、まるで、ホンマの人間みたいやし。
...?

ちゃうな。
逆か。

人間の出来が良く、まるでホンマのロボットみたい、、、?

ん?
あれ?
やっぱ、はじめのんで正解???

ま、とにかく、「人間そっくりのロボット」はとってもリアリティーあふれてましたわ。


感動の場面もあり、かわいい熊ロボットもおり、ほんまに、途中までは、絶好調。
だけど、後半、やけにメッセージ性が強くなって、なんか説教くさいほど。
そして、エンターテインメント性は、限りなくゼロへ近づいてゆく。

つまり、後半、おもんないんじゃ。
台無しなんじゃ。
プンッ。


「終わりよければ、全てよし」
なんて言葉がありますが、
つまり、終わりが変やから、全てダメ。

見終わった後、不満が残るのね。


そうこう言いつつも、やっぱり、途中までは、とってもおもしろいねん。
それだけでよければ、どうぞ、観てください。

私はね、期待が大きすぎて、んで、期待にこたえてもらえなかったから、不満なだけなのね。



・この映画を見たひとは、さらに進もう
・見てない人は、素直に戻ろう