ショーのダンサーが主役のミュージカル映画。
てことで、ショーのシーンが山盛りなのかと思ったら、そうじゃない。
基本的に各登場人物の心境を表現する時に、ミュージカルになるねん。
究極のオーバーアクションってかんじ。
例えば、すごく嬉しい時、普通はニコッとするだけやけど、突然スキップしだしたら、それはオーバーアクション。
で、突然踊り出すのが、究極のオーバーアクション。
だから、2人の会話が歌になってて、こっちが歌い、あっちも歌い、挙句の果てには2人で歌う、ってのとは違う。
こっちが必死で歌うと、あっちは素の台詞で返すってカンジ。
それがなんとも、いい具合で、楽しいよ。
ストーリーは、簡単。
殺人事件があるから、一応、サスペンス?
とにかく、全て
「そんなこんなも、アリなのよ〜♪イッツシカゴ!シカゴはそんなトコなのよ〜♪」
てなもんだ。
アカデミー助演女優賞をとったキャサリン・ゼダ・ジョーンズが、かなりの迫力。
彼女が踊ると、鳥肌がゾワワっとたった。
歌声も、姉御っぷり満開!
「ブリジットジョーンズの日記」でも主役だったレニー・ゼルウィガーは、かなりキュート。
こんなにかわいかった?
「ブリジット〜」では、ムチムチのイメージやったのに、今回はスレンダー。
なんでも、これが素で、「ブリジット〜」の時は、わざと太ったらしい。
リチャード・ギアは、踊りのシーンは、少なかったなぁ。
というか、あれは、踊ってたのか?
んーーー。
チャーミーグリーンのCMで手を叩くおじいさん並のリズム感(笑)
この作品自体もアカデミー作品賞をとってるよね。
全体的に、完成されたイメージ。
深く考えずに、ショーを見る気分で、みてちょうだい♪
・この映画を見たひとは、さらに進もう
・見てない人は、素直に戻ろう
2003年5月