映画

アイアムサム

お涙頂戴の映画と思って、観ないつもりやったけど、評判がよろしいようなので、観てみました。


知的障害で、7歳の知能しかない父親サムと、8歳の誕生日を迎える娘とのお話。

娘の知能が父親を超えてしまうってので、娘はよその里親に預けられてしまう。
自分にも子育てができると必死で証明しようとするサム。
そんな父が大好きで、父の元へ戻りたがる娘。
しかし、裁判所の判決は、それを許さない。


ほのぼのとした雰囲気の中に、感動する場面も多数あり。
扱いようによっては暗くなってしまうテーマを、明るく描いてるんじゃないでしょうか。


まず、娘役の女の子が、めちゃくちゃかわいい!
お人形さんのよう。
その子が画面にいるだけで、ほのぼのしてしまうよ。

それと、サムを助ける弁護士の女優さんが、めちゃくちゃかっこいい。
”できるオンナ”てカンジで、綺麗やし、頼もしい。
そんな彼女も、強さの陰に、弱さを持ってるねんけどね。


その他、登場人物に、悪人がいないのが、この映画の特徴かも。
裁判で争う検事でさえも、2人を引き離すのは、子供の将来を考えてのことやし。
サムの友人も、悪意のない人ばかりで、それぞれが不器用に生きながらも、なんとかサムの力になろうと頑張る。

唯一の悪人(?)といえば、生まれたばかりの娘をサムに残して失踪した母親ぐらいかな?
それも、一瞬しか登場しないよ。


始まりから、中盤ぐらいまでは、感動を与えつつも、どんどん進行し、その後がちょっと中だるみ。
最後もまあ、不満は残らなかったけど、前半の方が、感動したかも。
後半をもうちょっと、しっかり作れば良かったのに、もったいないっす。


ちなみに、この映画のウェブサイトは、Flashムービーがとってもおしゃれで、かわいいよん。


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・見てない人は、素直に戻ろう