アンブレイカブル

カタカナで書くと、「?」な題名やけど、英語では「UNBREAKABLE」。
つまり、「BREAKじゃない」=「壊れない」=「不滅の肉体を持つ者」という意味なのね。


列車事故で、131人が死亡した中、デビィットは、ただ一人、無傷で生き残った。
そして、彼は、今まで、自分は病気や怪我を一回もしたことがないことに気付く。
はたして、その意味は?
答えは、映画を見れば、わかります。

これから観る人のためにも、あんまり内容については、書かない方がいいと思うわ。


「シックスセンス」の監督だけあって、ああいう風な雰囲気の映画。
淡々としているけど、眠くならないかんじ。

監督さんは、「ラストを予想できる映画は作らない」って言ってるけど、
確かに、「シックスセンス」同様、ラストは、予想外やった。
うん。


プロモーションの一部なんやろけど、映画を観る前に、入り口で、「アンブレイカブル解読マニュアル」て紙をもらうねん。
中が見えないように、封がしてあって、「映画を見る前は決して封を開けないで下さい。」って書いてある。
もちろん、観た後に、封開けたよ、わたし。

先にそんな紙をもらってたから、内容がわからなくても、これを見れば安心て思っててんけど、
映画の内容自体は、全然、難しくなかった。
「解読」て大げさに言うほど、入り組んでるわけじゃないし。
普通に、寝ずに、ちゃんと観たら、理解できるはず。


んじゃ、「解読マニュアル」には、何が書いてあるのでしょうか?
それは、ま、監督の考えっていうか、「こういうシーンには、こういう意味がこめられてます。」てことの説明。
読んだら、「ふ〜ん」てカンジで、「そうだったのか!」と驚くほどでもないけど、やっぱり、映画を観る前には、読まない方がいいと思うね。

それとね、クイズの問題が載ってて、それに答えると、豪華景品が当たるねん。
答えは、たぶん、一つじゃないし、普通に観れば、思い付きそう。
ただ、先に問題を知ってたら、答えは、簡単に探せるだろうけど。


ま、はっきり言って、話題作りのための、紙。
突然、そんなのもらったら、ちょっと驚くし、期待度が高まるしね。
クイズの答えを探す為に、もう一回観る人がいれば、ラッキーて思ってるんかも。


オバケもでてこないし、怖くはないけど、「何かあるのかも?」という、静かなドキドキがある映画でした。
「シックスセンス」を気に入った人は、観ましょう。
そうでない人も、一応、おさえといたら、いいかもね〜。



・この映画を見たひとは、さらに進もう
・見てない人は、素直に戻ろう