さて、表も今回で３回めなり。
今までのは、きちんと理解したなりか？
今回は、後半、ちとややこしいけど、
知ってると、必ず、レイアウトに役立つことなり。
では、
表のバックに色をつける
なり。
<TD>
のタグのなかに
BGCOLOR="#色番号"
をいれるといいのなり。
それぞれのセルに違う背景色をいれてもＯＫなり。
普通、何も指定しないと、表のバックは、そのページ全体のバックが、
そのまま適用されるなり。
ページ全体の背景色を水色、表の背景色をいろんな色に指定する
なり。
背景＝水色#66FFFF
１行め＝ピンク#FF99FF
・白#FFFFFF
２行め＝黄緑#99FF33
・指定しない
<BODY BGCOLOR="#66FFFF">
<TABLE BORDER >
<TR>
<TD BGCOLOR="#FF99FF">
ピンク</TD>
<TD BGCOLOR="#FFFFFF">
白</TD>
</TR>
<TR>
<TD BGCOLOR="#99FF33">
黄緑</TD>
<TD>指定しない</TD>
</TR>
</TABLE>
</BODY>
このように表示
今は、線付きの表にしたけど、これを枠線なしにしたらどうなるなりか？
<TABLE BORDER >を
<TABLE>
にするなり。
このように表示
この時、使ってるブラウザが、ＩＥならキレイにでるけど、
ＮＣなら線の部分に、背景色がはいるなり。（下図参照）
| インターネットエクスプローラー・・・ | ネットスケープナビゲーター |
|
|
ということは、自分のパソコンのＩＥでは、きれいにレイアウトできてても、
見る人がＮＣを使ってたら、違うように見えてしまうってことなり。
う〜〜ん。かっこわるいなりねー。
だから、ＮＣでも「セルとセルの間に背景色が入らない方法」を、
今から、言っとくなり。
自分がどっちを使ってても、見る人のために、
そして、かっこいいページの作者である、自分のために、
ばっちし、覚えておいて欲しいなりねー。
で、そのためには、どうするかというと、
表の枠線の太さと、線とセルの内容との間隔とを指定するなり。
それぞれの指定は、
<TABLE>
のタグのなかに、入れていくなり。
セルの枠線は、「外枠」と、「内側の線」と、別々に指定するなり。
「外枠」は、
BORDER="数字"、
「内側の線」は、
CELLSPACING="数字"で指定するなり。
「線とセルの内容との間隔」は、
CELLPADDING="数字"で指定するなり。
「どこらへんがどの線？」と、お悩みの方は、下図参照。
で、数字のところに、線の幅を、
ピクセルであらわした数値をいれるなり。
ちなみに、上の図では、わかりやすいように、
それぞれ、１０ピクセルで指定しているなり。
そして、話は、戻るなり。
各セルの背景色を指定したときのことなり。
とりあえず、線とセルの内容との間隔（
CELLPADDING
）には、ＩＥでもＮＣでも、
そのセルの背景色が、適用されるなり。
ＩＥでは、枠線（
BORDERと
CELLSPACING
）の部分にも、セルの背景色が、適用されるなり。
しかし、ＮＣでは、枠線には、セルの背景色は、適用されず、
その部分は、ページ自体の背景色が表示されるなり。
ちょっと、待つなり？
たしか、
<TABLE BORDER>
で、表をつくると、線が表示されるけど、
<TABLE>
なら、線は、表示されないはずなりね？
じゃ、なぜ、こんなことになるなりか？
それは、たとえ、
<TABLE>
で表をつくっても、表示されないだけで、
枠線の部分ってのは、存在していたのなりねー。
何も指定してない場合では、勝手に、
２ピクセル
になるなり。
というわけで、説明が長くなってしまったけど、
結局のところ、ＮＣで「セルとセルの間に背景色が入らないようにする」には、
「表の枠線の太さ」と、「線とセルの内容との間隔」とを
０ピクセル
に指定したら、いいのなり。
枠線の太さと、線とセルの内容との間隔を０ピクセルにした表を作る
なり。
<BODY>
<TABLE BORDER="0" CELLSPACING="0" CELLPADDING="0" >
----（省略）----
</TABLE>
</BODY>
もちろん、それぞれの太さを、好きなサイズに指定してもいいなり。
ここでは、「表」というより、レイアウトの手段として、
<TABLE>
タグを利用したんで、０ピクセルにしたのなり。
「やってみるなり〜」は、初心者用として、作ってるんやけど、
今回のは、ちょっと、応用が入ってるなりね。
でも、ほんと、知っとくと、レイアウトに便利なのなりよ。
シラーズでも、ほとんどのページで、
<TABLE>
を利用してるなり。
お気に入りのタグなのなり。
というわけで、次回も「表」のつづきなり。